「おいぶた、豚汁つくれ」 とうまくん、もうそれはいじめじゃ、とはいえず。 仕方なく泥水を差し出すと。 「はあ?こんなん豚汁じゃねーだろ、ちげーよぶす」 今度はふうやくんに言われ。 『お前が腹切って肉をつくりだせ、ぶた』 と犯罪にも手を染めようとする始末。 流石にそれは、…しないよね。 じりじり近づいてくる二人をみて、そんなことは言えない。 目が本気なのだ。 あたしはじりじり後退する。 やだやだやだ。 じりじりじ……………?急に双子がぴたり、止まる。