「それは嬉しいねえ」 そう言って珍しく優しく笑う桃真。料理はやはり好きなんだろう。 ……それにしても。 「お腹空いた……」 「え、まだ5時半だけど」 やばい、着実に豚への道を歩んでる気がする。 が。 食べたいものは食べたいのだ、しょうがない。 「仕方ない。ぶーちゃんが手伝ってくれたら最上級の餃子を作ってしんぜよう」 「おっ。そうこなくちゃ」 持つべきものは料理上手の双子だね☆