「………あの、」 「ん?なにー?」 屋上に着いて焼きそばパンを頬張ろうとすると早速、楓ちゃんが切り出した。 「神崎くん…楓弥、さんの方と何かあったんですよね?」 「げっほぉ!!っげほっ……」 「あ、すみません」 びびびびびびびびびびっくりしたああああ!! 良かった焼きそばパン食べてなくて。絶対吐き出してたよ。 「っな、なんで?」 「ぇ、…ええと、明らかにどっちも避けてる感じだったので……」 「……」 どうやら楓ちゃんをみくびっていたようだ。