ど、っどどどどどどどうしよう、記憶がない間に変なことしちゃってたらああああ!! …………って。 はた、と気づいた。 「………あたし、まだ楓弥と話せてない……」 気付いたら寝ていたのだ、楓弥と喋るなんてことしてないだろう。 見たところ体は全然元気で学校に行けそうだ。 「………………今日こそは」 リベンジだ。 楓弥に話を聞かなくちゃ。 がしっと両手をグーにして気合を入れ、服を着替えた。