ベッドの中、悶々と考える。 …………。 ………でも、 「なーんか…」 違うんだよなあ。 あの日から楓弥はいつも通りにからかってくる。 本当に“いつも通り”に。 でも何かが不自然なんだよな。 例えば。 例えばあたしと二人きりにはなろうとしないし、仮になっても。 目を合わせてくれない。 「………?」 よく分からない。 「……あたし何かしちゃったかな」