中学。 それは俺が知らない時代。 コイツがどんな顔で過ごしていたかとか、笑っていたとか。 そんなことさえも全然分からないし踏み込むこともできないし。 「………どうしたの、ホントに」 そう思うとすごくもどかしくて。イライラして焦って。 「もっとコッチ、来いよ」 ―――――自分で自分を、制御できなくなって。