ちゅんちゅんという鳥の声は聞こえてこないが、カーテンの隙間から日差しが差し込む。 「………今日、どうしよう………」 双子から離れられるかな。またなんかからかってきそうだし…。 あたし今最上級に双子に会いたくない。 会ったとしても目なんて合わせられるわけないし、上手く喋るなんてもっての外。 うん、無理。 なんとか離れなきゃ。