今あたし絶対顔が真っ赤だ。 反射的に顔を隠す……けど。 「隠すな、だめ」 「……っ」 「見せろ」 だめ、とか。 可愛いな、ばか。 ゆるゆると腕の力が不思議なくらい緩み、さっきよりも真っ赤であろう顔が晒される。 だめだ、楓弥の顔が近すぎて顔が背けられない。 少しでも顔をずらしてしまったら、触れてしまいそうでできない。