「……テメー……急に気色わりぃ声出してんじゃねえぞ。俺をショック死させる気か」 「そこまでじゃないと思います」 コイツはいつでもどこでも憎まれ口か。まあ何も喋らないよりいいけど。 ……と。 また、ピカッという閃光と共に、大きな音が響く。 「ひぃい!!」 肩がピクリと揺れた。…くらいに今のは大きかった。 ……この辺に落ちたりしないよね。