尚も桃真はあたしの首筋に顔を埋めて「なんかいーにおいするー」とか言っている。す、すとっぷ。 「っこ、」 「こ?子作り?」 違うっての。 「…こ、こういうのは他の女の子にしてください」 「え?…やーだ」 なぜ。 桃真は色気たっぷりに目を細めて笑い、あたしの胴体をぎゅうぅ、と抱きしめながら言った。 「俺、ぶーちゃんにしかこういうことしたくねえし」