どうしようか。

なんて考えていたら

「・・・貴様、何者だ」

・・遅かったみたいだ。

『見てわからないか?人間の男だが。』

そう。私は今男装している。

「・・お前、怪しいな」

するともう一人の男が

「連れて帰りましょうよ」

なんて言いやがった。

嫌に決まってんだろ。

『無理だ。』

「そんなの知らないね。」

おい。
知らないって何だよ。

『・・・まあ、暇だしいいか。』

すると桜は

「だめです。人間なんかと関わったら!」

私は桜の言うことを無視して
木から飛び降りた。

「・・・着いてこい」

と言われたので
着いていってみる。