「ずっとこの幸せが続くことを信じて疑いませんでした。 なのに・・ なのにお姫様は重い病気にかかってしまいました。 長く生きられないのです・・ 病気を宣告したのは王子様でした。 お姫様はその時ばかりは王子様を恨みました。 いつか王子様はお姫様のことを強い人だと言っていました。 でも強くても泣きたい日もある・・ 耐えられないことだってたくさん・・・ 病気のことは黙っていてほしかった・・・ それが愛情だったのかも知れませんが、 王子様はウソをついてはくれませんでした」