可愛くないって言わないで!!



うおおおおおおっ!



と、さっき以上に男子が沸いた。


だからあんたたちじゃないっての!



清水先生はものすごーく嫌そうな顔をして、ようやくこっちを向いた。



なにその嫌そうな顔。


心外なんですけど。



っていうか、やっぱり先生、沙弥の気持ちわかってるんだね。




「ってことで以上。投票してくれた人たち、ありがとうございましたあ」



ぺこっと頭を下げたら、男子からラブコール、女子から安定のブーイングをもらった。


もう別に好きに騒げばいい。



隣りの沙弥を見る。


沙弥はいまにも泣きだしそうな顔してた。



だから、あたしはニッと笑ってあげた。



大丈夫。がんばっておいで。





「いやあ、盛り上がりました! このまま終わってもいいような感じですが、まだミスターの発表がありますからね!」



実行委員の男の子の言葉に、そうだったと思いだす。