女子も男子も、全員そろってこくこくとうなずいた。
なんだ、お利口さんじゃんみんな。
「それから! 文句ある奴は全員まとめてあたしのとこに来な! いくらでも相手してあげるから! わかった人!?」
「「「「はいっ!!」」」」
びしっと挙手する子どもたち。
美奈子ちゃんもまだ泣いてたけど一緒になって手をあげてた。
うんうん。
話せばわかってくれると思ってた。
子どもってほんと素直だよね。
「それじゃあみんな、これからもうちの真子をよろしくね。先生、失礼しましたあ」
「あ、はい。ど、どうも……」
メガネ先生は最後まで頼りない感じだった。
あんなんが担任で大丈夫かな。
心配だなあ。
そんなことを考えながら教室を出ると、
廊下でお腹を抱えてうずくまるコウがいた。
……なにやってんの?


