可愛くないって言わないで!!



「あ、あのさ小津くん。冗談でもそういうこと言わない方がいいんじゃない? 沙弥っていう彼女がいるんだし」



ってゆーかありえないよね。



そう続けようとしたのに、






「俺、桂木とは付き合ってないけど?」






平然とした顔で、


小津くんは朝の廊下に爆弾を投下した。






「「はあ~っ!!!?」」




あたしとコウの叫びが見事に重なって周囲に響く。


それでも小津くんは普通に笑っていた。



あ、ありえない。本気でありえない。


付き合ってないって、付き合ってないって……どういうこと?




「宗介。お前何言ってんの?」


「だから、桂木とは付き合ってないって。だから桂木は俺の彼女じゃないし、俺は彼氏でもない」


「ふざけてんのかてめぇ!!」