「なんであんたにそんなこと話さなきゃいけないの?」 「別に話さなくてもいいけど? 聞いてみただけだし」 「はあっ?」 「俺、島田光太郎。よろしくー」 そう言って、島田光太郎は机に突っ伏した。 は? 寝るの? なんなのこいつ。わけわかんない。 それにすっごく感じわるっ! よろしくなんてしたくない。 次話しかけられても無視しよう。 そしてさっさと誰かと席を交換しようと思った。 HRが終わったらすぐに。