やめよう。
悪いことを考え始めるとこのまま逃げ出してしまいそうだ。
お腹に力を入れ、カチャリとドアに鍵を差し込む。
バクバクとなる心臓が苦しい。
ドアノブに手をかけ、一気に開くーー
「……」
開いたドアから一気に流れ出てきた友田の香り。
ただそれだけで、胸がギューっと掴まれたように痛い。
閉じ込めてた好きだという気持ちが一気に溢れ出しそうになる。
消えることの無かったその気持ちに行き場が無いことを思うと、わーっと泣き出してしまいたくなる。
泣いて繕うことができたらどんなにか楽なのに……。
悔やんでも仕方ないことだけど、今更ながら自分という存在が疎ましい。
私がこんな生い立ちじゃなければ……
そんなことが頭を過る。
フルフルと頭を振ってその思いを打ち消す。
今考えなくちゃいけないことはそんなことじゃない。
悪いことを考え始めるとこのまま逃げ出してしまいそうだ。
お腹に力を入れ、カチャリとドアに鍵を差し込む。
バクバクとなる心臓が苦しい。
ドアノブに手をかけ、一気に開くーー
「……」
開いたドアから一気に流れ出てきた友田の香り。
ただそれだけで、胸がギューっと掴まれたように痛い。
閉じ込めてた好きだという気持ちが一気に溢れ出しそうになる。
消えることの無かったその気持ちに行き場が無いことを思うと、わーっと泣き出してしまいたくなる。
泣いて繕うことができたらどんなにか楽なのに……。
悔やんでも仕方ないことだけど、今更ながら自分という存在が疎ましい。
私がこんな生い立ちじゃなければ……
そんなことが頭を過る。
フルフルと頭を振ってその思いを打ち消す。
今考えなくちゃいけないことはそんなことじゃない。

