「じゃあさあ、次のテストまで待ってもらって、誰かに勉強教えてもらったら?」 「ぅぅー。大丈夫かな?じゃぁさぁ、咲姫が教えてよっっ!」 こう見えて咲姫は賢い。 学年で10位に入ってることもある。 「え!?あたしは無理。そんな時間ないし琴音理解力ないし。」 「 ひっ、ひどいよ!!咲姫!」 ほんとにひどい!じゃぁ誰に教えてもらえばいいのよ!? 「じゃあ誰に勉強教えてもらうのよ?」 「んー?あっ!学年一位の斎藤君とかは!?」 「なっ!?そんなこと無理だよ!私喋ったことないし!」