綾瀬が足を止めたのは体育館裏。
「……話ってなんだよ、綾瀬」
とにかく早く佐々木を探したくて、なかなか話し始めない綾瀬を促した。
「……あ、あのねっ。さっき亮平が言ってたんだけどね……。
亮平っ、やっぱり琴那のこと好きみたい。
後夜祭さぼって、2人で会う約束したらしいんだ」
「……え?」
嘉島は、綾瀬のことが好きなはずだ。
「こ、琴那もねっ、亮平のこと気になってるっぽくて」
「綾瀬」
「だから、さっき琴那と笹原が一緒にいるのみて、やばいかもって思って連れて来ちゃった」
「綾瀬」
「2人でお似合いだしさ。邪魔したら悪い……」
「綾瀬っ‼︎」
「……話ってなんだよ、綾瀬」
とにかく早く佐々木を探したくて、なかなか話し始めない綾瀬を促した。
「……あ、あのねっ。さっき亮平が言ってたんだけどね……。
亮平っ、やっぱり琴那のこと好きみたい。
後夜祭さぼって、2人で会う約束したらしいんだ」
「……え?」
嘉島は、綾瀬のことが好きなはずだ。
「こ、琴那もねっ、亮平のこと気になってるっぽくて」
「綾瀬」
「だから、さっき琴那と笹原が一緒にいるのみて、やばいかもって思って連れて来ちゃった」
「綾瀬」
「2人でお似合いだしさ。邪魔したら悪い……」
「綾瀬っ‼︎」

