「ママ…っママっ…ママ…」

ママの車はいつのまにか消えて行った。
見えたのは、ママの後ろの赤いランプ

「ママ…っママっ…」

そう言ってまた、家に折り返した。
裸足で行ったため、足の皮がむけて、
身が見えていた。

「痛いよ…痛いよ…」