ムーンウォッチャーズ

他の皆の成長が見れないのも、すごく残念。


あたし、最高学年だから、皆のお姉ちゃんみたいな気分だったんだ・・・。





というか、皆、家族みたいだったんだ。



そこにいて当たり前。


一緒に笑いあっていて当たり前。


喧嘩して当たり前。





・・・・・・離れるなんて、考えられないよ。








桃ちゃんは、もう、大泣き。



声を上げないところが、桃ちゃんらしい。


静かに流れる大粒の涙が、月光に照らされてキラキラ輝いている。









「マジ、なんで離れねぇとなんねーんだよ!」


怒ったように言う大輔。



「しょうがない、んだよ。大人の都合・・・。」


いつものように、それを宥める冷静な静ちゃん。

でも、いつもと違って、歯切れが悪いね。