レインボーウォッチャー

お願い・・・・・・出て―――。








そう、強く拳を握り締めた時だった。











「!!!!!!」







うっすらと。


本当に、うっすらと。



儚げに、虹の端っこが見えた。





マンションの隙間から見える虹は、小さくて、おぼろげで。


でも、すごくすっごく、綺麗だった。












じんわりと、唇が横に広がった。



出た・・・・・・架かったぁ・・・