蓮くんの腕から解放される。 立ち上がると、我慢していた涙が流れた。 一歩、また一歩──。 ソファーから、蓮くんから、離れていく。 ──チッ 聞こえた舌打ちと、掴まれた腕。 「…っ、ん……」 強引に振り向かされた体は蓮くんの方を向き 後頭部に回された手から逃れることは出来ず 熱いキスを落とされる。 「…ゃ……ん、…」 角度を変えて繰り返される、深いキス。 そのまま、床に押し倒された。