どうしよう…。 ちょっと、嬉しかったりして。 「ヤキモチとか妬いてくれるんだね」 「当たり前だろ。 普段も普通の恋人同士みたいにデートとか出来ないし」 そんなふうに思ってくれてるんだ…。 「でも、こうやって時間空いたら会ってくれて。 それだけでも、あたしは十分だよ」 ─何も望まない。 傍にいられる今が、幸せすぎて。 俯きながらもそう伝えると 肩に回っているのとは逆の腕も回ってきて、優しく抱きしめられる。 「バカ」 「…またバカって、」 「俺が足りないんじゃん」