あぁ…直哉が尻に敷かれるのも頷ける。 てか、直哉もこんなに可愛い子を不安にさせるなんて。 「直哉、今後澪さんを不安にさせるようなことしたら、あたしも黙ってないから」 「不安になんかさせねぇから、な?」 あたしに言ったあとに澪さんの方を向き、澪さんの頭を軽く撫でる。 澪さんも…嬉しそう。 そしてそれから、玄関先でイチャついてたカップルは 「お騒がせしました」と言いその場を去っていった。 騒がしかった通路が、一気に静まり返る。 あたしはドアを閉め、リビングに向かった。