朝、目覚めると私はテントの中にいて、皆はもう荷物の整理をしていた。 昨日はあれから記憶がないけど、きっと涼太君がここまで運んで来てくれたんだと思う。 「あづさー、そっち持って」 テントから出ると、早速麻人に呼ばれ重たい荷物を車に押し入れる。 もう、今日の午後にはここを出発するつもりだ。 今は8時45分。 まだ時間があるので、ログハウスにでも行ってみる事にした。