一通り、挨拶が終わると、控室みたいなところに入った。 いわゆる、楽屋。 「はぁ~」 ソファにドカッと着いた瞬間、ため息が口からこぼれる。 「なんで、ため息なんだよ~」 「いや、疲れた」 「加恋ちゃんから連絡こないね~」 俺の機嫌を悪くした原因の廉と話す。 何気なく俺が気にしていることをニタリとしながら言ってきた。 反発しようと、口を再び開いた瞬間_____