「相変わらずモテモテだなー。」

「うるせーよ。」


俺は知らない人はいない宝生家の御曹司だ。そのせいで金目当ての女が告白してくる女が多くなった。


「どうせ俺に告白してくる女は金目当てだよ。」

「まぁそうだったけどさ、いつか絶対金目当てじゃあない女が告白してくるよ。」

「……。」