「トラックが美希たちに 突っ込んだ時… 希くんは美希を抱きしめて… 自分の体で庇った そしてそのまま…」 お父さんは言葉に詰まった けど私は思った 希は私を庇って 飛ばされた あの瞬間の暖かさは 希だったんだ 言葉がやっぱり 整理出来ない 希が何で… 私なんかの為に… それだけが繰り返された