私が幽霊とかその類のものが大の苦手だと知ってて
お化け屋敷行くか?なんてスマイルを
向けてきたのか!?


ぜってーいかねえ…!!!


いくもんかーーーー!!!


魁斗は睨みつけてくる私に構わず
こっちに歩いてくる。


「…お化け屋敷いこっか。蒼那ちゃん。」


怖いです。


マジパネぇっすよ。魁斗さんのその
黒笑み。



私の腕をぎゅっと掴むと魁斗はお化け屋敷の方角に歩き出した。