それから2人は、パーティーの為に着替えを始めた。 花菜はもちろん、奏大が用意してくれていた着物。 部屋に籠ると、着付けを始めた。 20分くらい時間が過ぎた頃だろうか。 着付けを終えた花菜が部屋から出てきた。 「お待たせ」 「!」 「へぇ~…」 「…どう…かな?」 花菜が問い掛けると、奏大はソファーから立ち上がった。 そして、花菜を抱きしめると、花菜のおでこにキスをした。