正反対の2人が出会ってしまいました。





はっ、ほんとだ。

今私達が立っているのは、1年4組と書かれた教室の前。

考え事をしてる間も、私の足はちゃんと動いてたみたい。


「行くよ」


そう言って私の返事も聞かず、美夜は目の前の扉を開けました。


ガラッ


「あ、美夜じゃーん」

「美夜がいるってことは、ちぃも一緒?」