正反対の2人が出会ってしまいました。





いかにも当然、というような感じで隣りにいる友達に同意を求めています。

そして、同意を求められた方もうなずいちゃってるし。


「それだけじゃないよ。
ちぃは学校に来る途中でも、バナナの皮踏んで滑ってたし」

「えっ、何で知ってるの?!」


あの時美夜はいなかったはず…


「なんでって、見てたから」


もうっ、見てたなら声かけてよね!

そんな私達に会話を聞いてた同じ中学出身の子達はみんな笑う。


中学校では毎日のように見ていた光景を高校に入ってからも見れるのは、なんとなく嬉しいものですね。