飲み会をお開きにして、あたし達は駅へと向かった。 ホームで皆と別れを告げた後、あたしは一人また駅をでる。 もちろん向かうのは、由宇の家。 「由宇?」 呼んでみたけど返事がなくて。 あたしはいつものように勝手に上がる。 バスルームから聞こえるシャワーの音。 どうやらシャワー中らしい。 あたしは由宇のベッドに横たわり、由宇の高校のアルバムを見る。