メガネの天使

話し合いの場で読み聞かせの場所が決まり

その場所に合わせたテーマ

テーマに合った本

本を読む人などが次々に決まって会がお開きになった



メンバーの中ではぶっきら棒だけれど心根の優しい田中さんが話しかけてくる

「音ちゃん…彼氏出来た?」

「「えっ?」」

なぜか幹君まで驚きの声を上げている

「はい…どうして分かったんですか?」

「女の人は恋をすると綺麗になるから?」


田中さん…なぜ最後が疑問形?


「あはは…そうだと良いけど…」

「うーーーん でも音ちゃん目当ての参加希望者が増えそうな嫌な予感がするんだよね!

読み聞かせの会の告知をいつも通り掲示板に載せたとして聞きに来るのがアイドルの追っかけみたいな人だと趣旨が違ってくるからさぁ~状況次第で音ちゃんには裏方になってもらうことも考えておかないといけないと思う…」


田中さんの話しを聞きながらもそんな大げさなことある訳ないと思っていた


でも田中さんの予想はピタリと当たり翌日から参加希望者が大勢押しかけて来たらしい

私に彼がいると聞くと帰って行く人が殆ど中どうしても参加したいと言い張る人もいたという

そんな人にはこのクイズに正解したら入会を許可しますと本好きなら簡単に答えられる問題を出したところ
答えられる人はおらずメンバーは増えてはいない

サークル仲間に迷惑を掛けてしまった事が心苦しくなり少しお休みすることを申し出て大学と家を往復するだけの生活を過ごす様になる