「新之介さんが私のことを考えてくれて…とても嬉しい…

いまの気持ちが好きってことなのか?恋愛初心者の私によく分かりません…

こんな私でも本当にいいんですか?」

「うん!音ちゃんがいい…」

「あの…よろしくお願いします…」

「えっと…それってOKってことかな?」

「はい…OKです…」

「ヤッターーーーありがとう 音ちゃん」

「あははーーよかったな新之介…」

「兄貴のおかげかもなぁ~アリガト」

「心臓は大丈夫か?新之助?」

「あはは…大丈夫だよ航輝お前もガンバレ‼」

「「「音♡シン君 おめでとう~」」」

「佳乃・優花・智美 ありがとう」

「3人には感謝してる ありがとう♪」

周りからも拍手と「おめでとうーー」の歓声が上がる!







そこに新之介の友人今井が現れる!



「何か今日のオルフェ盛り上がってるね~!」

どこかで既に飲んで来たのか?今日もハイテンションみたい…

マスターに「今日は生憎満席です」と言われたのに…

新之介を見つけて近寄ってくる

折角、和やかだった雰囲気が一気に氷点下に…
冷たい空気が流れだす

「新之介だ…ズルいなぁ~自分だけ智美ちゃんたちと連絡先交換してたんだぁ~」

相変わらず空気の読めない奴だ…

「違う…ここで偶然再会したんだよ‼」

「あっ!カワイイ子みっけ♡…」

「はじめまして…俺、松田の大学の友人で今井っていいます
一目惚れしました…俺と付き合って下さい」

みんな唖然として今井を見つめる