「……いたっ」





教室の中で、グランドを眺める人が一人。






……俺の、好きなヤツ。






まあ、今日言われる内容は…だいたいわかっているつもり。






俺は、美衣の隣…ようは自分の席に腰掛けた。






……沈黙が、二人の間を流れる。






結局、それを破ったのは俺だった。






なんか、もどかしくて。






てか、俺…言われることはおおよそわかってるけど、今……めっちゃ緊張してる!