十数回も続ける前に、土方の堪忍袋の緒が切れた。


土「てめぇは寝てろ。まだ完治してねぇだろうが!!」


薫「嫌!!もう大丈夫だも………くちゅんっ」





薫は、くしゃみをした瞬間に土方に背を向けた。


土方はと言うと、そんな薫を睨み付けた。





薫「……………。」


土「……………。」


薫「………あぁ、もう分かったよ!!寝ればいいんでしょ!!?」


土「あぁそうしろ、んでもって完治するまで部屋から出るな。」





土方は、もぞもぞと布団の中に入っていく薫に声を掛けた。


すると、薫は頭のてっぺんまで布団を被ってしまった。