急に現れた土方に、薫は少し驚いたが直ぐに笑顔を浮かべて、土方に駆け寄った。


すると土方は、薫を担いで自室に戻り始めた。





薫は最初、何が起こっているのか理解できずにいた


しかし、はっと気付いて土方から降りようと、手足をばたつかせた。





薫「土方さん、降ろして!!」


土「あぁ、降ろしてやるさ。序でに、丁寧に布団の中に入れてやる。」


薫「えぇっ!!?私は元気だよ!!」




土方は、薫を布団の上に横にして降ろした。


しかし、薫は布団の上に起き上がってしまう。


それは、何回やっても同じことの繰り返しだった。