新八と左之は、声や物音を出さないようにゆっくりと近付いて行った。 そして、もう少しで猫に触れられる距離まで来た時、左之はとんでもないものを見た。 左「よし、あと少しで………って、薫!!?」 新「おぃ、左之っ。何を大声出して……………かかか、薫ちゃん!!?」 そう、2人が見たものとは庭で倒れている薫だった。 2人は、猫そっちのけで薫に駆け寄った。 左「薫、しっかりしろ!!」 薫「…っは、はぁ………はぁっ…」 新「おい、酷い熱じゃねぇか!!左之、土方さんの部屋に入れるぞ!!」