True〜新選組と消えた記憶〜





土方は自分の分の朝餉を手に取ると、今日の当番に握り飯を頼んだ。


実は、土方が広間で朝餉を食べることは滅多に無い。


さらに、昼をまともに取ることもあまり無いのだ。


隊「副長、夕餉はちゃんと食べてくださいよ?」


土「あぁ、分かったよ。」





土方が礼を言って広間を出た頃。


土方の部屋では、薫がやっと目を覚ましていた。


薫「…ふわぁぁ………」





薫は、部屋を見渡すと土方が居ないことに気付いた。


部屋の外には出るなと言われているから、薫は土方を探しに行けない。


だから薫は、再び寝ようとしたのだが………