つまり、薫には隠さなければいけない程の胸があったわけで。


簡略化しすぎると、土方に薫の胸が押し付けられているということ。





土方の理性は、崩壊寸前。


自分で薫を引き剥がせば良いのだが、土方にはそんな余裕すら無かった。


土「くっ……………左之ぉぉお!!!!」





耐えきれずに土方が叫ぶと、遠くから煩い足音が近付いてきた。


一一一一一すぱーん


左「何だよ土方、さ…ん………失礼しましたぁ。」





戸を勢いよく開けた左之は、中の状況が分かった途端、戸を閉めようとした。


土「待て、左之っ!!助けろ、薫を剥がせ!!」