そう言うと、山崎は直ぐにその場から駆け出した。


すると、その場に残ったのは俺と新八と土方さんになるわけで。





土「左之、新八、お前らでこいつら2人担いでけ……………って、新八は無理か。」


新「は!!?俺は大丈夫だって!!何で一一一
左「じゃあ土方さん、平助を頼むよ。総司は俺に任せな。」





新八の言葉を遮って俺が提案すると、土方さんは少し躊躇ったが頷いた。


そして無言で平助を担ぐと、さっさと隊列に入っていった。





左「ま、俺らも早く隊列に入るぞ。」


新「おぅ。」





俺は新八の返事を聞くと、総司を担いで隊列の一番後ろに加わった。