左「よ、新八。」


新「あ、左之!!今な、山崎に平助を見てもらってるんだ!!」


左「平助………?何かあったのか!!?」





俺が尋ねると、新八は知っていることを全て教えてくれた。


平助が額から血を流して倒れていたこと。


そして実は、総司が暑さにやられて倒れたこと。





左「そうだったのか……………って、新八お前っ!!」


新「ん?………あぁ、指か。これくらい大丈夫だ。」





俺が指の怪我を見付けると、新八は何でも無いように手を振った。


だが見た限り、結構深く斬られているようだった。