長州藩士は直ぐに気絶して、その場に倒れた。


俺は刀を片手にそいつの近くにしゃがみ込んだ。





一一一一一ずるっ


平「一一一!!?………何だ、鉢金が落ちただけか。」





この時、俺は油断してたんだ。


部屋の外は、静かになっていたからな。





俺は鉢金を外して、刀と共に自分の横に置いた。


そして、気絶した長州藩士を持ってきていた縄で縛り始めたんだ。





一一一一一がたっ


長「新選組ーー!!!!」


平「一一一っ!!?」





襖に背を向けていた俺は、しゃがんだままの体勢で刀を振った。


ちょっとした賭けだったよ。