驚いている薫の横で、新八は土方に詰め寄っていた。 新「桝屋が知っていたからって、どうして連れてきた!!」 土「………桝屋が言うには、薫は郁と言う名が本当の名前らしい。」 新八が詰め寄った後に、土方はぽつりと呟いた。 すると、新八は土方から少し離れて聞く体勢をとった。 土「そして、郁は命を受けていたんだ。」 薫「命………?」 土「あぁ……………」 土方はそこで一度、言葉を止めた。 そして深呼吸をすると、再び口を開いた。 土「……………新選組の間者だ。」