土「山崎、近藤さんの部屋に山南さんを呼んでおけ。俺は用を済ませたら直ぐに行く。」


烝「承知。」





そう言って頷いた山崎は、土方の部屋を出ていった。


そして、山崎が居なくなった土方の部屋では、土方が口を開いた。





土「薫、これから忙しくなる。それに合わせて、お前のことを知らない隊士も部屋を出入りするようになる。」


薫「え…そうなの?」


土「あぁ。だから、お前には総司の部屋に移ってもらいたい。」





薫は、土方の話を聞いて少し考えた。


土方から離れるのは寂しい。


しかし、隊士にばれるよりは確実にましだろう。