True〜新選組と消えた記憶〜





平助は元気良く話した後、郁に笑いかけた。


そして、それに続いて左之が口を開いた。


左「俺は、原田左之助だ。ま、宜しくな。」





そう言って、左之は郁の頭の上に手を載せたが、誰かの手に払われてしまった。


総「左之さんって、本当に女の子が好きだよね。あ、僕は沖田総司ね。」





総司は郁に、爽やかな笑みを見せた。


しかし、総司の手は左之の手を捻っていた。


左「痛ぇよ、総司!!はーなーせー!!」


総「え、嫌だよ。だって左之さんってば直ぐに手を出しちゃうんだもん。」