実は、この状態は1刻程も続いていたのだ。


すると猫は、とうとう痺れを切らしたのか薫の顔に勢いよく飛び付いた。





一一一一一もふっ


薫「一一一っきゃあ!!!??」





考え事をしていた薫は、急に顔に張り付いてきた猫に驚いた。


そして、そのまま後ろに倒れ込んだ。


すると、薫の悲鳴と大きな音を聞き付けたのか、廊下から足音が近付いてきた。





一一一一一すぱーんっ


土「薫、どうした!!?」


薫「△※∞○*√〜!!」





部屋の襖を開けて入ってきたのは、土方だった。


土方は部屋の中の様子を見ると、脱力した。