その後、暫くしてから薫と土方は屯所の中に戻っていった。


隊士が近くに居ないことを確認しながら、2人は土方の部屋に急いで戻った。





一一一一一がらがら


近「歳、薫君は見付かったのか!!?」


土「こ、近藤さん?それにお前らまで!!」





土方の部屋の中には、薫の事を知っている人達がほとんど集結していた。


その時、土方の背後から薫がおずおずと顔を出すと、皆が一斉に安心して息を吐いた。





薫「す…すみませんでした………」


新「いや、薫ちゃんが無事で何よりだ!!」


近「あぁ、本当に良かった……………!!」